
明日タンデムツーリングに行くことにしたが、
FTM-10Sのインカム用ケーブル、つまり全二重通信によって同乗者と常時会話をするためのケーブルを用意していない!というわけで、急遽夜なべをして
CT-M11コネクションケーブルをKTEL接続にする。今回は
前回のようにPTT分岐をしなくて良いので、工作としては楽チンである。写真は製作したケーブルである。単に長さ2メートルの
CT-M11コネクションケーブルの先にDIN 5極メス型コネクタをKTEL接続で取り付けただけである。
しかし!これは
翌日のツーリングで分かった事であるが、単なる配線だけではハウリングを起こしてしまって全く使い物にならなかった。大・大・大・大失敗!!
なんとか運用で解決すべく、ヘルメット側のスピーカボリュームを運転者・同乗者それぞれハウリングを起こすギリギリの所に調整してバランスを取ると、大声で喋って何とか聞き取れる程度の音量で会話ができた。でも、これでは機能しているとは言い難い。
いろいろ試してみて分かった事は、ハウリングの原因となる信号の回り込みは、スピーカ⇔マイク間で空気を媒介して起きているわけではなく、電気的に起こっているようであるということ。
CT-M11コネクションケーブルは、何故だかスピーカとマイクでGNDを共通とする設計になっていて、かつ、芯線が細いので配線抵抗が無視できないものと思われる。原因としてこの辺が怪しい。
というわけで、新たなる課題ができた。取り敢えず次回はGND対策をしてみて、ダメなようなら
KTELの市販品ケーブルを大人しく買うことにしよう。
posted by nmura at 23:59|
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