2009年10月22日

K-7 ファインシャープネス2

IMGP0320s.png PENTAX K-7新しいファームウェア バージョン1.02が本日公開されたので、早速アップデートして、効果を調べてみた。Ver. 1.02の目玉はカスタムイメージへの「ファインシャープネス2」の設定追加だそうである。K-7はカメラ内RAW現像ができるので、先日撮ったRAW画像データを基に、設定を変更してJPEGを出力して効果を比較してみた。

 上の4枚綴りの写真は、シャープネスの効果を比較できるように、同じ一つのRAW画像データから異なる設定でカメラ内現像した出力を並べたものである。現像パラメータは全て、JPEG記録サイズ:6Mピクセル、画質:★★★★、カスタムイメージ:ナチュラル、ホワイトバランス:太陽光、については共通で、シャープネスだけを変えてある。それらをピクセル等倍のままトリミングして並べ、最終的に画質劣化のないPNGでセーブしたものである。左からそれぞれ、シャープネス:-1(ナチュラルの初期設定)、シャープネス:+4、ファインシャープネス:+4、ファインシャープネス2:+4、での現像結果に対応する。
 シャープネスは、K-7の説明書によると、画像の輪郭の強調度合いを設定する、とある(P.205)。そして、ファインシャープネスは、輪郭の線をさらに細かく描写できる、とある。
 これらを踏まえた上で画像を見ると、シャープネスを高く設定すると、確かに-1と+4ではビルの輪郭が強調されている。しかし、同時に強調し過ぎたあまり、-1(初期値)に比べて+4では輪郭の際でノイズが出てしまっている。また、特に空の部分に高周波ノイズが出て、粒状感も強調されてしまっている。これに対し、ファインシャープネスおよびファインシャープネス2は、それを抑制しているのが分かる。しかし一方で、こちらでメーカの人が指摘しているように、輝度ノイズが出ているようである。次にビルの側面の窓格子の写りを見てみると、ファインシャープネスに比べて新しい「2」は解像感がしっかりと出ている。この解像感は、通常のシャープネス+4の効果に近い。
 つまりこの画像を見る限りでは、ファインシャープネス2は、ノイズを抑えつつ輪郭をはっきりさせて解像感を上げる、という効果があるようである。一言で言えば、通常のシャープネス効果とファインシャープネス効果の良いとこ取り、というのが「2」というところであろう。

IMGP0319s.jpg 上記のトリミング前の原画はこれである。ここに載せるため、6Mピクセルを縮小はしているものの、ファインシャープネス2+4でカメラ内RAW現像したものである。ちなみに、手前のビルが新丸の内ビルディングで、奥が三菱UFJ信託銀行本店ビルである。

 K-7+DA* 16-50mm F2.8+CPL

 K-7を買ってからずっとRAW撮影ばかりしていて、現像は専ら計算機側のソフトに任せている。しかし、こうした処理がカメラ側でできるのであれば、カメラ本体に備わった機能を模索するのも悪くないかもしれない。いや、ちまちまやるのは面倒だからきっとやらないな、うん。そうなると、JPEG撮って出しか…。一発勝負で逃げ道が無いから腕の無い僕には辛いなぁ(笑)。
posted by nmura at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ
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